コラム

第6回

視点を変える

615日を以って31歳になりました志の太郎です。

30歳を越えると身体が変わるなんてよく言われますが、、、、。

 

はい。30歳を迎える前から身体が変わってたのを黙認し続けた男です。

 

入門した時の体重が確か63㎏程でした。

そこから「修業」という名のトレーニングのお陰様で半年間で58㎏まで体重が落ちました。(結論。修業が一番のトレーニングです)

 

冗談はさておきまして。

さすがに色々な人から心配されまして、私自身は「大丈夫だろう」と思っていましたら。修業が2年過ぎる頃には65㎏まで増え、そして最高71㎏まで到達しました。(結論2。修業が一番のトレーニングではないことがここで証明されました)

 

二ツ目昇進以降もお酒の席は増える。夜の食事は増える。体重こそ70kgを行ったり来たりでしたが、いわゆるだらしない身体になっていく一方でした。

 

そこで痩せようと考えます。(単純ですね)

しかし痩せようとした時に今までみたいに、ただ食事制限をしたり、有酸素運動をすれば痩せるのか??と思いとどまり、とりあえずアスリートを取り上げている番組をひたすら見ました。

 

そして自分をアスリートと思い込ませました。(恐ろしい思い込みです)

しかしアスリートと思い込むと頭の中の考えが「痩せる」ではなく「身体を作る」に変わりました。

 

そうなのです。アスリート達を見て思ったのがこの人たちは日々「身体を作っているのだ」と。

 

つまり「痩せる」と思うからいわゆるダイエットというものが続かない訳であり「身体を作る」と考えれば何か変わるのではないか??

 

そこから、色々調べました。

そもそも私は今まで、基礎代謝というもの存在を無視し続けていましたが、そこが大きな落とし穴でした。基礎代謝とは極論1日一歩も動かなくても消費するカロリーのことです。

 

基礎代謝を上げるには筋力をつけることが一番と書いてありました。

 

無理だ。と心の中で叫びました。

しかしそこは自分が大好きなカープの選手になったと思い込ませ、筋トレを続けると、もの凄く汗をかくようになりました。

 

たぶん、アリゾナにいたとしてもなかなか汗をかかなかったであろう今までの自分が嘘のようです。お陰様で今では心配になるぐらい高座で汗をかきます。もちろん冷や汗も含みます。

 

続いて基礎代謝を上げた後に有酸素運動が効果的と書いてありましたので、ここは自分がトライアスロンの選手になったつもりでジョギングをしました。

なったつもりなので水泳と自転車は省きました。

 

そして一番大切なのが食事。

「食べない」のではなく「食べる」意識を持ちました。

食べなければ体は作れません。しかし「何を」「どの程度」食べるかが重要です。

そこで最終的に自分がタニタの社員になったと思い込ませ、栄養やら味付けやらを研究しました。もちろん食べたいもがあるときは食べます。我慢が一番良くありませんから。

 

すると開始して3ヶ月。体重測定をしてみると体内年齢が24歳と表示された時は驚きました。3ヶ月前は32歳でした。(一応年相応の体ではあったんですね)もちろん数値も劇的に落ちてました。

 

つまり身体は正直です。

そして頭も正直です。

 

思い込ませる事が身体を変える第一歩と気がついたことが今の継続になっています。

 

「痩せる」のではなく「身体を作る」。

 

その発想を高座にあがる前の小心者の緊張している自分に言ってあげたいです。変な事はすぐに思い込むくせにおかしなものですね。

落語猛烈に頑張ります!!!!!
   

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